お墓のリフォーム

2008年6月に発生した地震による各地の被害状況は、マスコミ等を通じて伝えられましたが、墓石の被害状況については、家屋・道路・人的被害の影に隠れてしまい多くは報道されませんでした。実際には秋田県側でも栗駒山に近い地域を中心にして、甚大な被害を被っています。
特に皆瀬村・東成瀬村・山内村での被害が大きく、軒並み石塔が落下・倒壊しその煽りで石塔のみの破損に留まらず、外柵の破壊破損にまで及んでいる物件が多く見受けられました。天災とはいえこれ程までの被害であれば回復には相当の金額がかかります。当社で建立した墓石に関しての被害状況ですが、幸いにも石塔が落下する事例は1件もありませんでした。補修作業には出向きましたが、石塔の最下部(芝台)の部分から石塔全体が横にずれ、それを元の位置に戻す作業がほとんどでした。後に被害状況の違いについて分析をしてみましたが、当社で常日頃行っている「地盤の固め方・基礎コンクリートの作り方・外柵内部の作り方」の他社との違いが振動の伝わり方を変えた事が被害の明暗を分けたものと考えています。
地震以降に、急に石塔にステンレス棒を埋め込む耐震工事を売りにする業者が増えていますが、それだけに目を向けずに「墓石全体のつくり方」に目を向けてはいかがでしょうか。
年月の経ったお墓は補修を
お墓は比較的耐久性があるものですが、長い年月の間、風雨にさらされるうちに、墓石が傾いたり、外柵にひずみが生じてしまいます。現在、建て替え事例がもっとも多いのが、大谷石などの軟らかい石が使用されている、明治、大正、昭和期のお墓です。最近のお墓には当時よりも耐久性に富んだ石材が使用されていますが、年月の経ったものは専門業者に依頼し、ヒビ、欠けの補修やクリーニングをするとよいでしょう。

付属施設や墓石の交換・追加も可能
お墓のリフォームは、ヒビや欠けの補修だけにとどまりません。線香立てや花立ての交換、塔婆立ての追加など、付属施設の交換や追加も可能です。また、ひと昔前では地方によってピンクや黒などの墓石は敬遠されがちでしたが、最近はピンクや黒の墓石にリフォームする人も増えています。このほかにも、同じ区画に先祖のお墓が乱立しているのを、先祖代々を祀るお墓を中央にし、配置を整理するというリフォームもあります。

リフォーム例
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こうしたリフォームに関する相談は、お墓を建立したときの石材店に相談するのがベストです。












